OnePlusは3月23日に初のスマートウォッチを発表しました。価格はアメリカで約1.7万円、中国で約1.7万円とお手頃価格を実現しているのにも関わらず、スマートウォッチとしては貴重な機能を兼ね揃えています。
この価格帯では珍しい、46mmケース経、時計単体で機能するGPS、実使用2GBの音楽ファイルストレージ、さらにはスピーカーまで搭載されています。
目次
OnePlus Watch スペック
仕様・スペック | OnePlus Watch |
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ディスプレイ | 1.39インチAMOLED 454×454ピクセル 326 PPI |
素材 | ステンレス |
ストレージ | 4GB , 実使用2G , 約500曲保存 |
サイズ | 46.4×46.4mm×10.9mm |
重量 | 45g(バンドなし) 76g(バンド込み) |
センサー | 加速度センサー、 ジャイロスコープセンサー 地磁気センサー 光学式心拍数と血中酸素センサー 周囲光センサー 空気圧センサー 静電容量センサー |
Bluetooth | 5.0 |
バッテリー容量 | 402mAh , 20分充電で7日間 |
バッテリー持ち | 最大14日間 , 睡眠時SpO2測定 5日間 , GPS接続時 25時間 |
充電方式 | 専用マグネット式充電 |
防水性能 | 5ATM + IP68 |
システム言語 | |
運動モード | 110種類以上 |
その他の機能 | スピーカーあり , 時計単体GPSあり , 血中酸素濃度測定 |
コンパニオンアプリ | OnePlus Health |
価格 | インド 14999インド・ルピー(約2.3万円) アメリカ 159.00ドル(約1.7万円) 中国 999人民元(約1.7万円) |
ディスプレイはAMOLED

ディスプレイには454×454ピクセル326 PPIのAMOLEDディスプレイが使用されます。高精細なディスプレイに有機ELのレスポンス・発色を味わえます。
最大14日間のバッテリー持ち

OnePlus Watchは最大で14日間のバッテリー持ち。睡眠時の血中酸素濃度測定機能をオンにした状態だと5日間、GPS接続時間で25時間のバッテリー持ちを実現しています。
充電方法にQiはないので、専用のマグネット式充電器を使用します。公式によると充電速度は20分で約7日間分を充電できるとしています。
時計単体で音楽再生さらにはGPSトラッキング

OnePlus Watchは約1.7万円のスマートウォッチです。この価格帯では珍しいことに、時計本体にGPS機能が内蔵されており、さらには4GBストレージが用意されています。
OnePlusによればOSなどで、実際に使用できるストレージ容量は約2GBとなりますが、通常音楽ファイルならば500曲は移動できるといいます。

音楽ファイルを時計に移動すれば、時計単体で音楽を流せるほか、イヤホンと接続してランニングなんてこともできちゃうんです。
音、出ます

これ、本当にすごいです。GPS内蔵、ストレージあり、ときてスピーカーもありです。これにより、確認はしていませんが、目覚まし時計や通知でも音が出るはずです。
110種類以上のスポーツモードに対応

ウオーキングや室内運動、回転運動など含め、計110種類以上のスポーツに対応。有名なものからマニアックな遊びまで、どんなものでもトラッキングを残すことが可能です。
まとめ、何がすごいって、GPS内蔵+スピーカー+音楽フェイル保存が可能な1.7万円
OnePlus Watchはコストパフォーマンスが非常にいいです。
1.7万円でGPSを内蔵しており、音楽ファイルを500曲保存、そして時計だけで音の再生ができる魅力的な端末となっています。
今回はスマートバンドと違い、グローバル展開なので、ECサイトでも今後購入できるようになるはずです。冒険心がある方、コスパを求める方、OnePlusが好きな方におすすめできる一品です。
不明な点、注意点
バッテリー持ちは過度な期待をしないほうがいいかも
管理人はOnePlus Bandをインドより輸入して使っていました。まあ、今はバッテリー持ちに強い不満があって使用していません。
OnePlus Bandは睡眠測定時にSpO2測定機能をリアルタイムにすると3から4日程度、一定間隔だと1週間程度のバッテリー持ちでした。
今回のOnePlus Watchは、睡眠時SpO2測定機能をオンにして5日間のバッテリー持ちと記載されていますが、もしかするともう少し短い可能性があります。
日本語通知、半分対応の可能性
OnePlus Bandはインドから取り寄せても日本語通知に対応していました。しかし、Twitterなどの通知で一部の漢字が□で表示されることもあったので、このOnePlus Watchで改善されているかは不明なところです。
しかし、今回Bandと違う点もあって、それは発表地域です。
OnePlus Bandは現在、インドのみの販売となっています。しかし、今回発表されたOnePlus Watchはアメリカやインド、中国など広い地域で販売されており、これに伴って対応言語も増えている可能性があります。
そして、グループ会社のrealmeが完全に日本語対応だったことも加味すると、たとえ発売時に対応していなくても、OTAアップデートで日本語修正をする可能性があります。

なお、コンパニオンアプリのOnePlus Healthについては、英語・中国語・ヒンドゥー語の対応が確認できています。もし端末を購入された場合は、日本からのダウンロードはできないので、APKPure等からファイルを持ってきてインストールしてください。これについては自己責任でお願いいたします。