ETNewsはSamsung製の折り曲がるディスプレイを中国のスマートフォンメーカーに供給する契約を締結したと伝えられています。ディスプレイの出荷は第3四半期(7月~9月)に開始し、年末までに100万台を出荷する予定です。
このSamsung製ディスプレイは横軸を中心に折れ曲がる「フリップ型」と縦軸の画面左右が折れる「フォールド型」の2タイプとなる予定です。すでに発売されているSamsung ZフリップとZフォールドが中国メーカーでも使用できるということになります。
業界関係者によると「Samsungディスプレイはこれまで複数の中国メーカーと開発してきた」と述べており、今年の後半に発売する予定であることも明らかにしています。
Samsung ディスプレイは今年1000万以上の折りたたみ式ディスプレイを生産すると予測されています。しかし、中国メーカーへ提供されるディスプレイ枚数は100万台。残りの900万台以上は自社のSamsung製品に使用されるとしています。
パネル名 | Samsung用 | 中国メーカー用 |
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フリップ型 | 7,845,000 | 800,000 |
フォールド型 | 3,155,000 | 260,000 |
こちらが上記の中国メーカーへ提供されるディスプレイの内訳です。明らかにフォールドタイプが少なく見積もられていることがわかります。もしこの数値が事実ならば、グローバル販売はきついように感じます。折りたたみにはロマンがあります。是非グローバル展開していただきたいところです。